【学問のすすめ】中世ヨーロッパ写字生のように黙って静かに手を動かすブログ

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【AIIT】PBL自己学習のスケジュール例(週9時間~)をまとめてみた

AIIT(産業技術大学院大学)PBL活動の学外活動(自己学習)のスケジュール例をまとめました。

PBL活動では、学期中は1週間あたり9時間の学内活動、9時間の学外活動の両方を行う必要があります。 学内活動については、既存の記事「【AIIT】PBL学内活動の活動場所とスケジュール例(週9時間~)をまとめた」を参照してください。 学外活動とは、メンバーが個別に行う作業を言い、自己学習や個人別に割り当てられたタスクがこれに当たります。

 

所属PBL

私が参加したPBL(研究室)は以下です。 まとめた内容は私が参加した範囲で見聞きしたものです。ルールや状況は年度や専攻により異なる可能性があります。

 

学外活動とは

学外活動(自己学習)とは、PBL活動のうちメンバーが個別に行う活動です。
週9時間以上おこなう必要があり、活動時間は翌週月曜日に提出の週報に書き込んで提出します。教員は学外活動の時間数を学生の申告と成果物の量・質で判断します。 活動内容としては、自己学習、割り当てられたタスク、開発や資料作成など個人でも可能な作業が含まれます

 

活動スケジュール例

活動スケジュール例は以下です。

  • 日曜日:5時間
    • 時間帯:13:00~19:00
    • 場所:有料自習室など (学校は日曜お休み)
    • 備考:日曜日中に週報を作成する(できないことも多々ある)
  • 月曜日:3時間
    • 時間帯:18:30~22:00
    • 場所:自習室(学校)
  • 火曜日:3時間
    • 時間帯:18:30~22:00
    • 場所:自習室(学校)
  • 水曜日:1時間
    • 時間帯:23:00~24:00
    • 場所:自宅
    • 備考:PBL定例会議後に家で作業する
  • 木曜日:3時間
    • 時間帯:18:30~22:00
    • 場所:自習室(学校)
  • 金曜日:3時間
    • 時間帯:18:30~22:00
    • 場所:自習室(学校)
  • 土曜日:2.5時間
    • 時間帯:7:00~9:30
    • 場所:自宅
    • 備考:PBL定例会の直前まで作業します

平日昼は都内で働き、定時(17:30)になると職場を脱出し学校の自習室たどり着きます。
PBL期間中は1日3時間以上を確保できるよう心がけました。週や日によって差はありますが1週間あたり20時間~21時間程度が多かったです。

注:メンバーによりライフスタイルが異なるため、学外活動に充てられる時間数は個々人で大きく差が出ます。

 

活動場所について

学外活動(自己学習)を行う場所は基本的に自由です。
私は住所が学校の近くであるため、よく大学の自習室を使っていました。自習室には個人用のロッカーが備え付けられており、作業用のパソコンを預けていました。 家で作業をすると気が滅入ってくるため、あえて毎日登校するようにしていました。
他のメンバーは自宅で作業をする方が多かったように思います。メンバーが集まらないこともあり、演習室を使うことはほぼありませんでした。
日曜日は学校が閉まっています。図書館、自習室とも使えません。別の場所で作業する必要があります。

 

作業のペースについて

PBLでは作業の締め切りを定例会開始時刻に設定していました。
土曜日の会議で決まった作業を、日曜日~火曜日で行い水曜日の会議前に提出。同じように水曜日~金曜日で作業し土曜日に提出ということが多かったです。 スケジュール例の作業時間帯に土曜日の朝があるのは、締め切り直前に追い込みをかけていたからです。
日曜日は体力を使い果たしています午前中動けません。午後に復活して有料自習室に移動、そこで作業していました。

 

体調を崩しそうなときは

体調を崩しそうな時は休みました。
この生活をしていると疲労がたまって集中力が低下、まともに資料を読むことすらできなくなることが稀によくあります。 一日中Youtubeを見ることしかできなくなりましたら末期です。 そうなった時、あきらめて一日中ベッドでYoutubeを見てました。通常であれば2~3日で回復します(体験談)。 そうでない場合でも1週間休めば元に戻ります。(メンバーのみなさんごめんなさい、作業しないでひそかに1週間単位で休んでました)

 

備考

有料自習室について

日曜日に作業できる場所を探して、インターネットの使える図書館、ドトールコーヒー、貸し会議室など渡り歩き、最後に高速回線のある有料自習室に落ち着きました。
それぞれの感想を以下にまとめます。

  • インターネットが使える図書館:快適ではあるが結構周りに気を使う
  • ドトールコーヒータピオカおいしい。しかし何時間も居座れない。
  • 貸し会議室:意外とネット環境が悪い。人数が集まらないと金銭面で負担になる。
  • カラオケ:さすがに無理があった
  • 有料自習室:ドリンクバーと高速回線があり快適

私達がよく使っていた有料自習室は以下です。最初からここに行けば良かったと思うくらい作業向きの環境です。

basispoint.tokyo

 

学校の自習室について

ほぼ毎日自習室に行くと、段々顔を合わせるメンバーが固定されてきます
なぜかいつもいる同級生、学校案内をしている教員、顔見知りになった警備員さん、ミーティング帰りの他のPBLメンバーなど色々いました。 私の時は同じPBLメンバーが自習室に来ており、一緒に作業をしていました(一緒に頭をかかえて右往左往していたという方が正しいかも)。

 

自習室が閉まったあとの食事

自習室は22時に閉まりますが、学校近くのイオンには23時まで営業している中華料理屋とフードコート内のリンガーハットがあります
一時期は自習室に残る同じPBLメンバーや同級生と、そこで夕飯を食べるのが日課になっていました。

 

感想

活動時間を計算してみました。
学内活動が週9時間~、学外活動が週20時間~、あわせて週30時間前後です。 これを1ヶ月で計算すると30時間*4週間=120時間になります。過労死ライン(月100時間~)を軽く超えてます。
限界だと思ったときに迷わず休んだのは正解だったと思います。無理はいけません。