AIIT(産業技術大学院大学)PBL活動の学内活動を行う場所とスケジュールの例をまとめました。
PBL活動では、学期中は1週間あたり9時間の学内活動、9時間の学外活動の両方を行う必要があります。
学内活動とは、PBL(研究室)のメンバーが集まって行う会議もしくは作業です。
学外活動とは、メンバーが個別に行う作業です(主に家で行います)。
所属PBL
私が参加したPBL(研究室)は以下です。 まとめた内容は私が参加した範囲で見聞きしたものです。ルールや状況は年度や専攻により異なる可能性があります。
- 年度：2019年度
- 専攻：情報アーキテクチャ
- 科目：情報セキュリティ
- 人数：6名
学内活動
学内活動とは
学内活動とは、PBL活動のうちメンバーが集まり主に学校内で行う活動です。
週9時間以上おこなう必要があり、事情によってはオンラインでの参加も認められます。
その際、議事録を作成し出席および遅刻・早退も記録します。
活動内容としては、定例会議、開発作業、教員との協議、開発や資料作成などの各種作業が含まれます。
活動スケジュール例
活動スケジュール例は以下です。
- パターン1
- 水曜日：3時間 (18:30～21:30)
- 土曜日：6時間 (10:00～17:00)
- パターン2
- 火曜日：3時間 (18:30～21:30)
- 土曜日：6時間 (10:00～17:00)
ほとんどのチームはパターン1で活動を行います。 学校内で活動場所を確保しやすくするため、パターン2を選択する場合もあります。それをすると土-水の学外作業の期間が短くなりメンバーの負担が増す、と思われます(やったことがないので推測です)。
※注1：土曜日はスケジュールに昼食1時間を含めています
※注2：活動内容と活動時間は毎週月曜日に週報に記載し提出が義務付けられます。
活動場所の確保について
2020年度は情報アーキテクチャ専攻のPBL数に対して、活動場所となる演習室の数不足していました。
特に、学年最初の1Q(4月~6月)は各チームで演習室の取り合いをしており、対応にかなり苦労しました。
AIITで学生は演習室を1ヶ月前にWeb上で予約することができます。メンバー内で当番を決め、深夜にパソコン前で待機し、日付が変わると同時に予約をする作業は少々きつかったです。
2Q以降は比較的楽に対応できました。一部チームが活動場所を教授室に移したためと思われます。
活動場所について
演習室は複数のタイプがあり、使いやすさが異なります。
- 351-b室：個室で最も広く使いやすい
- 259室：個室の会議室で使いやすい
- 258室：個室の会議室で使いやすい
- 268室：大部屋がA~Eのブースで分けられている。Eブースが最も広く使いやすい。
- 夢工房：情報アーキテクチャ専攻のチームは基本的には使わない(教員の指導による)。
私のいたチームでは部屋の予約に下記のように優先順を設定していました。
- 351-b室：最優先
- 259室/258室：優先度はどちらも同じ
- 268室Eブース：部屋内ではEブースを優先
- 258室A～Dブース：優先度はいずれのブースも同じ
- 夢工房：他に場所がなければ
やはり個室が使いやすいです。隣のブースに気兼ねせず大きめの声を出すことができます。
備考
イレギュラー対応について
学内活動・学外活動とも活動時間は厳密には週単位では無く、クオーター(学期)単位で行います。
ゴールデンウィークその他イレギュラーなスケジュールになる場合は、クオーター単位で活動時間を満たすよう調整します。
そのため、週によっては活動時間が9時間を割り込む場合もあります。
学内活動で用意すると便利なアイテム
演習室には、大型ディスプレイ、コンセント多数、テーブル、椅子、ホワイトボード(部屋により異なる)が備えつけられています。
しかし、メンテナンスが不十分だったり一部が部屋内にないなどの状況があり得ます。
以下のようなアイテムを用意しておくと、さらに快適に利用できます。
- HDMIケーブル：備え付けのケーブルが動作しないことがある (断線？)
- マジック：ホワイトボードに付属のマジックはインクが切れていることがある
- 電源タップ：351-bのコンセントは床に埋め込まれておりMacのACアダプタが差し込めない
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- メディア: Tools & Hardware
感想
私達のチームは年間通じてパターン1で活動しました。 活動には特に支障無く、最後まで同じスケジュールで進めることができました。
